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“四度目の正直”なるか 西郷真央は続く惜敗も「今につながっている」

◇国内女子◇大東建託・いい部屋ネットレディス 3日目(24日)◇滝のCC(北海道)◇6578yd(パー72)

ツアー初優勝を目指す西郷真央が7バーディ「65」でプレー。通算12アンダー2位で最終日に臨む。

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「ショットはずっと安定している。きょうもグリーンを外した記憶がない。安定したプレーができた」。出だし1番138ydから8Iで3mにつけてバーディ発進すると、3mを沈めた6番(パー3)から3連続バーディを奪った。

今大会と同じ洋芝の2週前「ニッポンハムレディス」(北海道・桂GC)でも10位。「悪いイメージない。フルショットに関しては打ちやすい。相性もいい」と笑顔を見せる。

大東建託所属のホステスプロとしてこれまでの悔しさを晴らしたい。6月の「宮里藍サントリーレディス」「アース・モンダミンカップ」と7月「資生堂レディス」で2位と惜敗が続いてきた。

「2位もいろんなシチュエーションがあったが、ひとつひとつが今につながっている。そこを気にするよりも今できることに集中したい」

首位に立つツアー27勝の申ジエ(韓国)とは2打差。百戦錬磨の元世界ランキング1位を追いかける立場だが、「すごく尊敬している選手のひとり。メンタルのコントロールを含めて非常に優れている」。それでも自身の師匠は男子ツアー94勝“ジャンボ”こと尾崎将司。負けるつもりはサラサラない。

「ロングホールはしっかりとバーディを取れるようにしたい。自分の目の前のボールにしっかりと集中して、いいマネジメントができれば結果はついてくる」。三度目の正直ならぬ、“四度目の正直”でツアー初優勝をもぎ取る。(札幌市南区/玉木充)

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2021年 大東建託・いい部屋ネットレディス



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