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プロテスト合格後初出場の後藤未有「最低でもトップ10」

◇国内女子◇資生堂レディスオープン 事前◇戸塚CC(神奈川県)◇6570yd(パー72)

前週行われた最終プロテスト(22~25日)で合格を果たした後藤未有はツアー正規会員になって初めての試合に臨む。古江彩佳安田祐香らと同じ2000年生まれの20歳。初挑戦した2019年プロテストで合格ラインに1打届かず、TP単年登録者として活動してきた。

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プロとしてレギュラーツアー9試合、下部ステップアップツアー10試合に出場したが、「単年登録としてこれまでやってきて、どこか引っかかる部分があった。それがやっと取れて本当に心からプレーを楽しめるなという感じです」。わだかまりはなくなった。

プロテストでは3日目に「75」とスコアを落とした。10位タイにつけたものの油断できなくなったことから、その日の夜には不合格だった1回目のプロテストがフラッシュバックしたという。「前回のプロテストのときは最終日のスタートが早いほうで、あがってから通るか通らないかギリギリのラインにいた。ずっとどんな感じなんだろうとドキドキしながら待っていて、結局自分の名前の上に『以上のものが合格者』というの(結果)が貼られて、それを見たときの光景が浮かんでしまった」

そんな悔しさを晴らした後藤は「プロテスト受かったときはうれしい気持ちでいっぱいだったけど、いまはその時の喜びというよりは次をどうするしか考えていない」と目線は上に向ける。「自信を持ってショットを打てている。(目標は)最低でもトップ10。優勝を目指して頑張りたい」と意気込んだ。(横浜市旭区/石井操)

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