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日本勢2番手の稲見萌寧が予選落ち 「パットかみ合わず」

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 2日目(25日)◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6639yd(パー72)

2020年-21年シーズンを通して6勝の稲見萌寧が昨年11月「第39回大王製紙エリエールレディスオープン」以来、17試合ぶりに予選落ちを喫した。「打ちたいところに打ててはいるけど、パットのラインとかあっていない状態。そのへんが全くかみ合わずに続いちゃったという感じ」とこの日は31パットに終わった。

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1オーバーから出たこの日は「75」でホールアウトし、通算4オーバーの100位。終盤までイーブンで持ちこたえていたが、後半7番(パー4)でティショットを左に曲げて林の中へ。3打目を58度で奥のフリンジにつけたが、そこからパターでショートさせ、4オン3パットの「+3」となった。

今夏の東京五輪代表争い(※)で、日本勢2番手(世界ランキング25位)を走る稲見に対し、3番手(同28位)の古江彩佳が今大会で優勝を飾ると逆転して代表最後の一枠を獲得する。

ただ、4番手(同31位)の渋野日向子が海外メジャー「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」に出場中。初日を終えて93位と出遅れたが、単独4位以上が決まると古江が優勝しても出場枠は渋野が手にする。

そんな優勝が絶対条件の古江は第2ラウンドを「72」と伸ばせず、首位と5打差で決勝ラウンドに進出。「ちょっと(差が)開いてしまってはいる。自分のできることはとりあえずアンダーで回ることがクリアするための一つの条件と思うので、しっかりそこを目指していけるようにしたい」

五輪代表選出には「あまり気にしてない」という稲見。「出られたらラッキーという感じは変わらずです」と一歩引いた状態で、2人の戦いを見守る。

※女子ゴルフ競技は埼玉・霞ヶ関CCで8月4日に開幕。出場選手は今週の国内ツアー「アース・モンダミンカップ」、海外メジャー「全米女子プロ」終了時点の世界ランキングを基に決まる。同ランク15位以内なら各国最大4人、それ以外は各国最大2人が出場権を得るが、開催国と各5大陸には最低1枠が保証され、計60人の出場選手が決まる。

日本勢は畑岡奈紗(世界ランキング11位)が代表確実。稲見(同25位)、古江(同28位)、渋野日向子(同31位)が2番手を争う。古江が今大会で優勝すれば、古江が稲見を逆転する。渋野はポイントの高い「全米女子プロ」の成績次第で逆転の可能性を残す。

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2021年 アース・モンダミンカップ



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