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「アマチュア最後」を目指す 岩井ツインズ千怜&明愛が好発進

◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 初日(10日)◇六甲国際GC(兵庫)◇6517yd(パー72)

10人のアマチュアが参戦する中、ツインズゴルファーの妹・岩井千怜(ちさと)がボギーなしの5バーディ「67」で回り、5アンダー7位で好スタートを切った。「ノーボギーは最近の目標だった。それができてうれしいです」と初々しい笑顔を見せた。

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今年3月に高校を卒業して以降、プロの試合に出るのは5回目。初陣の「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」は決勝ラウンドに進んだが、4月「パナソニックレディース」では5位発進したものの2日目に「77」と崩れ、予選落ちという苦い経験も味わった。

「(パナソニックでは)初日にいいスタートを切ったけど、2日目に初日に考えていなかったようなことを考え出すようになった。パターだったらオーバーするのが怖いなとか、ショットだとトップやダフったらとか余計なことを。何が悪かったかというとあやふやだけど、見えない緊張と考えすぎをしていたのかな」。几帳面で、考えこんでしまう性格が足を引っ張ったと分析する。

「2日目以降も、きょうと一緒で何も考えずにいければアンダーは出せると思う。お姉ちゃんと一緒に、上位争いをしたいという気持ちは大きいです」

姉・岩井明愛(あきえ)は3アンダー13位。5番で3オン2パットのボギーをたたいて「少し悔しい」と肩を落としたが、「今日はショットもパットも悪くはなかった。明日も同じ調子で頑張っていきたい」と意気込んだ。

2人とも、2週間後の22日から最終プロテストを控えている。突破すれば、アマチュアとして出場するのは今大会が最後になる。明愛は「今しか味わえない気持ちもあるので貴重なことだと思う。アマチュアらしく、精一杯プレーして最終的にはいい位置で戦えれば。プロテストに向けてもいい準備ができるような戦いにしたい」

今大会で仮にワンツーフィニッシュすれば、2人で一緒に海外メジャー「AIG女子オープン」(全英女子)の出場権を手にできる。プロ転向しても、獲得した出場資格は保持される。夢の舞台に行くのは不可能な話ではない。(神戸市北区/石井操)

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2021年 宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント



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