2021年 宮里藍サントリーレディス

緊急事態宣言延長で6月「サントリーレディス」も無観客 7試合連続

2021/05/18 14:37
前回2019年大会は鈴木愛が優勝、宮里藍さんからトロフィーを授与された

国内女子ツアー「宮里藍サントリーレディス」(6月10~13日/兵庫・六甲国際GC)の大会主催者は18日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客で開催すると発表した。

開催地の兵庫県に出されている緊急事態宣言が5月31日までに延長されたことが考慮された。これで4月「パナソニックオープンレディース」から7試合連続で無観客開催となる。昨年大会はコロナ禍で中止となった。

同大会では今年から優勝と2位の選手に8月の「AIG女子オープン(全英女子)」(スコットランド・カーヌスティGL)の出場資格が付与される。

30回記念大会を前に、大会アンバサダーの宮里藍さんがメッセージを寄せ、「2020年は本当に未曾有の一年でした。プロゴルファーとしてはもちろん、人として様々な事を考えた一年であったと思います。私の周りのアスリートや友人、家族とも沢山コミュニケーションを取りながら自分の今まで置かれていた環境がどれだけ幸せで、恵まれていたのかを心から実感しました」と前置きして今年の大会開催に感謝。「アンバサダーとして大会関係者と共に、感染症対策をしっかりとったうえで安全に大会を迎えられるよう日々考えています」と述べた。

さらに、「出場するプロの選手やアマチュア選手には、引き続き本大会を通じて、少しでも成長し、世界に羽ばたいてもらえる大会になるようコースセッティングも含めて、しっかり携わっていきたいと思います。この30回記念大会から全英女子オープン出場に繋がる大会にもなったことで、これまでとはまた違ったモチベーションが選手には出てくると想像しています」と熱戦を期待した。

2021年 宮里藍サントリーレディス