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メジャー初Vへ 上田桃子が「スカッと」大会コース記録

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 2日目(7日)◇茨城GC東コース◇6630yd(パー72)

2週連続Vがかかる上田桃子とツアー初優勝を目指す高橋彩華がともに大会コース記録となる「65」で回った。過去に同コースを7アンダーでプレーしたのは、2015年大会第1ラウンドでのイ・ボミ(韓国)と16年大会第3ラウンド目のレキシー・トンプソンの2人。上田は「いいゴルフができて良かった」と安どし、高橋は照れくさそうに「うれしいですね」と話した。

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1イーグル7バーディ、2ボギーの上田は「この2日間は3パット以外ボギーをたたいてない」。後半14番では残り135ydを9Iでカップに“ダンクシュート”してイーグルを奪取。前週ホールインワンを決めた原英莉花のカップを傷つけないダイレクトカップインの再現に、「(原の)録画の映像を見て気持ちよさそうとか思っていたけど『それだ!』ってなった。気持ちよくて、スカッとした」と笑みをこぼした。

メジャー初タイトルへ通算8アンダーで決勝ラウンドへ「気持ちは冷静に、ゴルフスタイルはアグレッシブにいければ一番。ミスショットもあったので、一つ一つそのミスをなくして、尻上がりにいければ」と34歳は気持ちを引き締めた。

一方で22歳の高橋は8バーディ、1ボギー。ホールアウト時点で暫定首位の通算9アンダー。「100yd以内の精度がとても良くて、早い段階で伸ばせた。予選カットを気にせずにのびのびとゴルフできたのが結果につながったのかな」と分析した。

予選落ちを喫した前週の日曜日(2日)に、奥嶋誠昭コーチとスイングを確認。「ショットで、少し右向き気味だったのがわかった。昨日はそれでちょっとショットが荒れたけど、今日はそれを調整できたかな」とした。

名前は「さやか」(彩華)と読むが、「最初は“あやか”って読まれることが多かったけど、最近は読んでもらえるかな。両親は『華がある人になってほしい』と言っていて、(読み方も)あえて“さやか”にしたらしい」と由来を明かした。

21年は9戦でトップ10が3度。前回2019年大会の渋野日向子と同じくメジャーでの初優勝を目指す。(茨城県つくばみらい市/石井操)

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