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菊地絵理香「自画自賛」の好発進

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 初日(6日)◇茨城GC東コース◇6630yd(パー72)

前半組でスタートした菊地絵理香が5バーディ、1ボギーの「68」をマークし、4アンダーで好発進した。今年初戦「ダイキンオーキッドレディス」6位と好スタートしたが、その後はなかなか優勝争いに食い込めず、直近の試合では「ショットはいいのに結果につなげられなかった」ともどかしい日が続いていた。

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それでもベテランらしく、難コースの今大会に向けて「難しいセッティングは試されているような感じがあって好き。硬くて速いグリーンで、練習ラウンドからワクワクしていた」という。重視しているのはアイアンショットの「乾いた、いい音」。その好感触もあって15番(パー5)から3連続バーディ。16番はピン左から9mをねじ込んだ。「久しぶりにショットとパットがはまった。いい点数をあげられるラウンド。自画自賛です」と明るい表情をのぞかせた。

前週は、夫でプロキャディの新岡隆三郎氏が男子ツアー「中日クラウンズ」で岩田寛のバッグを担いで優勝に貢献した。大会を終えた日曜日、「私は一滴も飲んでないけど、旦那さんはお酒好きなので」と赤ワインを購入して、料理をつくって祝福した。

同週の女子ツアーで優勝した2歳年上で34歳の上田桃子について、「練習量がすごいなと思いますし、年齢のことを言ったらあれかもしれないけど…プロ入りからずっと情熱とか向上心を下げずにやられているのは間近で見ていて本当にすごい。見習わないといけないな、という気持ちにもなるし、桃子さんが第一線で頑張っているんだから自分も何か言い訳しちゃいけないなとなる。奮い立たせてくれる存在です」と語った。

2日目は午後スタート。「天気によって攻め方が変わるコースなので、ベストを尽くしながらジャッジして明日もアンダーで回れるようにイメージして臨みたいです」と気を引き締めた。(茨城つくばみらい市/石井操)

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