国内復帰戦の笹生優花 渋野超えの大会史上最年少Vなるか
2021/05/05 07:00
◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 事前(4日)◇茨城GC東コース◇6630yd(パー72)
2020-21年シーズン2勝で賞金ランキング4位の笹生優花が練習ラウンド後に会見。「距離もメジャーなので、しっかりとあって、グリーンも速くて木が多い」とコースの印象を話した。
昨年大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止。前回2019年大会は渋野日向子が大会史上最年少の20歳178日で制した。笹生が優勝となれば、19歳323日で渋野超えとなるが、「10代で勝った人はいないんですか? 勝ったらすごいですが、自分はまだ勝ってないから」と淡々と話す。
国内ツアーは3月「Tポイント×ENEOSゴルフ」(50位)以来の出場。4月は米ツアーのメジャー「ANAインスピレーション」(50位)と「ロッテ選手権」(6位)に参戦したが、「もっと上手になりたいなと思った。手応えはないですね」とトップ10にも満足することはない。
21年は小祝さくらが2勝、稲見萌寧が4勝とツアーを盛り上げている。自身は20年8月「ニトリレディス」以来、優勝から遠ざかっているが、「目標は特になくて、いつもどおり楽しんで、予選通過して勉強になる一週間になれば」。6月3日開幕の「全米女子オープン」(カリフォルニア州オリンピッククラブ)への出場も明言。日米を股にかけて、自然体のゴルフでまずは日本のメジャータイトルを狙う。