イ・ボミ自己ワースト更新の4戦連続予選落ち
2021/04/11 11:15
◇国内女子◇富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 3日目(11日)◇花屋敷GCよかわコース(兵庫県)◇6390yd(パー72)
2015、16年賞金女王のイ・ボミ(韓国)が苦しんでいる。第1ラウンドから「78」「78」とし、通算12オーバー89位。11年の日本ツアー参戦後、自己ワーストを更新する4戦連続で予選落ちを喫した。
第2ラウンド後半4番では2オン1パットでバーディを奪取した一方、続く5番(パー5)ではティショットと4打目がバンカーに入り、5オン2パットのダブルボギーをたたいた。
ラウンド中は何度もショットのフォームの確認を行っていたが、フェアウェイキープ率は57%、パーオン率は42%とショットに安定感を欠いた。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で統合された2020-21年シーズンは、20年11月「伊藤園レディス」で3位に食い込んだ。21年は6試合を戦い、予選通過は57位でフィニッシュした3月「明治安田生命レディス」だけと低空飛行が続いている。
7勝を挙げた2015年には国内男女両ツアー史上最高賞金額(2億3049万7057円)を稼いだ32歳が、17年シーズンを最後に勝利からは見放されている。賞金ランキング75位からの上昇気流をなんとかつかみたい。(兵庫県三木市/玉木充)