不織布 or ウレタンそれとも…女子プロのマスクを“現場検証”
コロナ禍は2年目となり、マスク姿は日常の風景となっています。女子ゴルフ界もしかり。2021年初戦「ダイキンオーキッドレディス」で選手は必携品として肌身離さず、キャディバッグなどにも収納していました。
競技中こそ義務化されていないため、着用したままプレーする選手はそう多くはありませんでしたが、その都度着用して感染予防に注意を払っていました。原英莉花選手のマスクには高級時計ブランド「FRANCK MULLER」のロゴも。“見られるのが仕事”の女子プロたちのマスク姿を追ってみました。
不織布? ウレタン? それとも布マスク?
コロナの影響を受け、当初は不足していたマスクですが、今では様々なタイプが出回っています。手作りマスクを着用するプロも見受けられた昨年とはちょっと様相も変化。今年の会場では、不織布マスクが圧倒的に多く、続いてウレタンタイプ、そして布マスクといった傾向が見られました。
不織布マスク
不織布マスクは有酸素運動などをしているときにつけると、汗を吸収するため肌に張り付いて息苦しさを感じることもあるそう。その点、ゴルフはそこまで激しいスポーツではなく、屋外のため風に当たることも多いとあって着用したままでもプレーができます。
ウレタンのフィットマスク
ウェアの色に合わせてカラーバリュエーション豊富なフィットタイプを着用しているプロも多く見受けられました。ファンデーションや日焼け止めがマスクに付着しても分かりにくい利点があります。
そのほかのマスクも
昨年は布マスクのほか、顔を布で覆うタイプのフェイスガードを着用する女子プロの姿がありましたが、今年初戦の会場では少数派。洗って繰り返し使えたり、UVカットや吸湿速乾、冷感などを謳ったマスクなど様々あるなかで、選手はそれぞれの効果や効能などを意識した選び方をしているようです。
これからはさらに花粉が舞う季節へと突入します。効果は不確かですが、話題の二重マスクをするプロも現れるでしょうか。