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森田遥「ゴルフは人生のひとつ」 シード陥落で変心

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 2日目(5日)◇琉球GC(沖縄県)◇6561yd(パー72)

「あふれてました。キャパオーバーしてました、心が」。この日ベストスコアに並ぶ「66」で通算10アンダートップタイに浮上した森田遥はサラッと重い言葉を口にした。

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渋野日向子の逆転優勝で幕を閉じた2019年「大王製紙エリエールレディス」。最終戦の賞金女王争いが盛り上がる裏で森田は3年連続で守っていた賞金シードを喪失した。

単独首位で最終日を迎えたが、後半17番で嵐のような雨風が吹き荒れた。パー5で痛恨のボギー。4位タイフィニッシュで賞金ランクは61位から52位への上昇にとどまった。

「運も痛感したけど、そこまで(シーズンで苦しい状況に)もっていった自分も悪かった。ピンポイントで見るのではなく、全体で」。達観したように振り返ることができるのは、コロナ禍で翌20年の開幕が遅れ、「エリエール」から次の試合までが予想以上に長かったからかもしれない。

「ゴルフをやらない時間が多かったですね。悪いときはこう(視野が狭く)なってしまう。ゴルフだけを見るんじゃなく、人生の一つとしてゴルフを見る。どうせなら楽しくやりたいと考えるようになりました」。かつて6年ほど続けたというダンスに再びトライ。愛犬ともたっぷり遊んだ。

新たな一年を前に充電を完了し、今度はアライメント(体の向き)や基本的な部分から見つめ直した。

この日、後半16番(パー3)を除く6バーディはショートアイアンやウェッジショットでのチャンスメークを生かしたもの。「ピンポジが(左右に)振られていたけど、その分、攻めるところと守るところを見極められた。間の番手が多くても、コントロールがうまくいった」とうなずく。

「あんまり良くない日が長かったので、不安の方が多かったけど、昨日今日で少し自信がついた。あしたも初日2日目と同じ自分のペースでラウンドするのが目標」と穏やかな気持ちで週末を迎える。

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