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渋野日向子が青木翔コーチとの契約解消 昨年末で「卒業」

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 初日(4日)◇琉球GC(沖縄県)◇6561yd(パー72)

渋野日向子は4日、アマチュア時代から師事してきた青木翔氏との専属コーチ契約を昨年末で解消したことを明らかにした。

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大会初日のホールアウト後の記者会見で「青木さんのところから離れたのは事実。自分が考えてやれることはやれるようになりたいと思って。卒業したという感覚」と説明した。

2人が出会ったのは、渋野が18歳だった2017年。同年のプロテストを落ちたことでゴルフ用具メーカー、ピンの担当者を通じて知り合った。「あのプロテストに落ちてなかったら、出会えていなかった。あのとき落ちたけど、出会えて良かった。青木さんの指導とか、人柄(のおかげ)でここまで来られたんだなって思います」

2019年の「AIG全英女子オープン」では青木氏がキャディとしてバッグを担ぎ、渋野は日本勢として42年ぶりの海外メジャー制覇を成し遂げた。「自分から感謝を伝えるのはこっぱずかしくてできないけど、青木さんがいなかったら今の自分はいない。感謝しかないです」と心情を語った。

現在は「いろんな選手だったり、プロから話を聞いたりやっている感じです」とし、自分自身の頭の中で整理しながら練習に励んでいるとした。

青木氏からは引き続き「分からないところがあったら、何でも聞いていいよ』と言われており、「その面ではありがたいですね。不安なことはいっぱいあるけれど、決めたことはやり切りたい」と力を込めた。

青木氏に替わるコーチをつける予定は「(現時点では)ないです」と話した。

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