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自力で“宝くじ”当てる 原江里菜が語る「疑似引退体験」

◇国内女子◇JLPGA出場人数増枠予選会ファイナルステージ 最終日(3日)◇有馬カンツリー倶楽部 (兵庫県)◇6480yd(パー72)

2021年の大会で出場人数が増枠された際の優先順位を決める予選会で、ツアー通算2勝の33歳・原江里菜が通算5アンダー3位で終えた。最終日は6バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「70」で回り、「良い位置で上がって来られてホッとしています」と胸をなでおろした。

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「バタバタした」と終盤に差し掛かった16番(パー4)で、ダブルボギーをたたいた。ティショットを左バンカーに入れ、2打目は出すだけに。3打目も「乗せるだけ」となり、4オン2パットを喫した。それでも「一つでもバーディを獲って上がりたい」と続く17番、18番で2連続バーディを奪取した。「自力で獲った感あります」と自画自賛した。

原は昨季の最終予選会(ファイナルQT)を73位で終え、ルーキーイヤーの2007年から確保し続けてきた出場権を初めて喪失。レギュラーツアー出場は主催者推薦に限られ、昨年末には「覚悟もないのに、周りの人を巻き込んで推薦をもらうのは少し違うと思う」と話していた。

そうした心境の中、3カ月遅れとなった異例のシーズンが6月に幕明け。「“疑似引退体験”というか…あまりにも試合がなく、休む時間があったので『試合に出たい』という気持ちが生まれてきた。手応えや課題が見つかる一年だった」。レギュラーツアー、下部ツアーにそれぞれ4試合出場した。

2021年に増枠の対象となる大会は未定だが、10試合前後の見通し。「(増枠予選会が)始まる前は増枠と言っても少ないだろうと思っていて、宝くじが当たるぐらいの気持ちで来ていた。でも、実際に自力で試合に出られることになってうれしい」と頬を緩めた。

今年、レギュラーツアーでは10代、20代の選手が勝利数を重ねて大躍進した。「まだまだ負けてない、というところを見せられるようにいろんなことに取り組みたい」。自分の手でつかんだチャンスを最大限生かす。

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