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集中しすぎてもぐもぐ失念 完全優勝へ原英莉花のカギを握るメシ

◇国内女子メジャー第3戦◇JLPGAツアー選手権リコーカップ 3日目(28日)◇宮崎CC(宮崎県)◇6543yd(パー72)

最終18番で2mのパーパットを沈めると、原英莉花はガッツポーズを繰り出した。「1カップ切れるフックラインで、まあまあ長くて難しかった。しっかりと打ち切れて、あしたにつながる」と笑顔を見せた。3バーディ、2ボギーの「71」でプレー。通算10アンダーとして、2位に1打差をつけて単独首位を守った。

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前半9番(パー5)で、231ydから3Wで手前9mにつけて2パットのバーディ。11番(パー5)でも207ydから4UTで15mにつけて、2パットのバーディを奪った。「パー5で2回、2オンできた。そこで楽にバーディを取れたのが、アンダーにつながった」と振り返った。

この日の風速が6m/sを記録する中、パーオン率は全体1位の78%とショットは安定。芝目がきついとされる高麗グリーンには33パットと苦戦したが、集中力は切らさなかった。

「プレーに集中しすぎて、食べることを忘れました。アップアップになってしまった」

前半こそ口にしたが、ハーフターンと12番、15番で食べる予定だった持参のおにぎりの存在を失念。キャディバッグに入れたままホールアウトした。「しっかりと食べて、脳に考える力を持たせたい」と最終日に向けて反省した。

初日から首位を守り切る完全優勝を達成すれば、2017年大会のテレサ・ルー(台湾)以来となる。10月「日本女子オープン」に続く国内メジャー連勝、ツアー3勝目へ残り18ホール。「ミスしても後悔しない攻め方をしたい。一打一打集中してやりたい。強気でいきたい」と攻めのゴルフを誓った。

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