滑り込みで20年最終戦の出場を決めた勝みなみ

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 最終日（22日）◇エリエールGC松山（愛媛県）◇6545yd（パー71）

日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）は2020年の最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」（11月26日～／宮崎CC）の出場選手を発表した。41人に出場権が付与され、37人が出場を予定している。

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出場資格は20年のツアー優勝者や世界ランキング上位者、今大会終了時点の賞金ランキング30位（メルセデスランキング30位内も同じ）に与えられた。エリエールレディスを6位で終えた勝みなみは、滑り込みで出場権を手にした。

今大会前から「地元（鹿児島）に近い場所でやる大会。リコーに出たいですね」とモチベーションのひとつにしてきた。賞金ランクは34位と圏内に入れなかったが、メルセデスランクを前週の圏外から26位まで浮上させた。2バーディ、2ボギーの「71」で回った最終日は最終18番でピンチを乗り切った。

ファーストパットを1mほどオーバーさせ下りのラインを残した。「きょうパターを昨年とかに使っていたエースパターに戻した。わずかに外れていたことが多くて、きのう練習したときもエースとして使ってきたものの方が今週は良いかなと。リコーのこともあるから、ここは入れておきたいと思っていたから、すごい緊張した」と慎重に読み切りパーをセーブした。12月には「全米女子オープン」の出場も決めており、国内外のメジャー競技の2連戦を組む。

＜リコーカップ出場選手＞
■ツアー優勝者
渡邉彩香、笹生優花、小祝さくら、永峰咲希、古江彩佳、原英莉花、稲見萌寧、申ジエ、西村優菜
■世界ランク30位（9月22日時点）
渋野日向子、鈴木愛
■世界ランク90位（10月27日時点）
ペ・ソンウ、上田桃子、イ・ミニョン、河本結、比嘉真美子
■賞金ランク上位30人
有村智恵、藤田さいき、若林舞衣子、菊地絵理香、酒井美紀、李知姫、全美貞、イ・ナリ、野澤真央、濱田茉優、三ヶ島かな、仲宗根澄香、田中瑞希、浅井咲希、田辺ひかり、金澤志奈、西郷真央、木村彩子
■メルセデスランク30位
穴井詩、蛭田みな美、勝みなみ
■欠場者
朴仁妃（JLPGA会員の米ツアー優勝者）、畑岡奈紗（JLPGA会員の世界ランク上位者）、
フォン・シャンシャン（JLPGA会員の世界ランク上位者）、アン・ソンジュ（JLPGA会員の世界ランク上位者）