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安定感の古江か、飛距離の笹生か 対照的な若手女子のV争い

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 3日目(21日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6545yd(パー71)

安定感の古江彩佳か、飛距離の笹生優花か――。女子ゴルフは対照的な若手2人が、リーダーボードを引っ張っている。

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通算13アンダーでトップに立つ20歳の古江は、安定感あふれるプレーを今大会でも発揮している。54ホールでボギーはゼロ。第2ラウンドの8番(パー3)でダブルボギーを1つたたいたが、これはティショットがバンカーのアゴ付近に突き刺さり、1罰打を加える不運によるところが大きかった。

前週「伊藤園レディス」を制し今季2勝目を挙げたばかり。パーセーブ率(91.8919%)やリカバリー率(75.9777%)で1位に立つプレースタイルでは「バーディを獲るよりスコアを落とさないことが大切」と断言する。

コロナ禍で大会スタッフの人数が限られることから、2020年は平均飛距離の計測を行っていないが、19歳の笹生は世界でも通用する飛ばし屋として知られる相手だ。古江は「バーディが多いタイプだと思うから覚悟しないといけない。(笹生の)スタッツを見たことがあるけど、飛ばして短い距離からポンポンとバーディを獲るイメージがある。このコースも距離が出るほうが良いと思うけど、私は自分のゴルフを貫きたい」と優勝を争う相手の印象を交えて、言い切った。

同じく今季2勝を挙げて賞金ランキングでトップにいる笹生は「いつも通りやるだけですね」と平常心を保っている。第3ラウンドまでに3ボギーをたたきながら14バーディを奪い、通算11アンダー。今季のバーディ数は144個(前週終了時点)で1位。1ラウンドあたりの平均バーディ数(3.8919)、イーグル数(6個)でもトップにいる。

第3ラウンドは後半11番でOBからボギーをたたいたが、12番から4連続バーディと盛り返した。「曲がらないし、パターもうまい。安定している選手」と語る古江との優勝争いを制すれば、史上最速になる13試合目での生涯獲得賞金額1億円を突破する。(愛媛県松山市/林洋平)

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2020年 大王製紙エリエールレディスオープン



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