2020年 樋口久子 三菱電機レディス

賞金ランクトップの笹生優花はプロ初の予選落ち

2020/10/31 18:16
19歳の笹生優花(撮影は大会前日)

◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 2日目(31日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6585yd(パー72)

今季2勝をマークし、賞金ランキングトップを走る19歳の笹生優花は2バーディ、5ボギーの「75」。51位から巻き返せず、通算5オーバーの65位で初の予選落ちを喫した。

前年大会までの伸ばし合いと打って変わって、硬い高速グリーンのセッティングが立ちはだかった。デビュー2戦目から2連勝を含めトップ10入り5回。今季ここまで出場した9試合すべて決勝ラウンドに進んできた唯一のプロ、笹生は「バーディが獲れなかった。(チャンスも)あんまりなかったですね」と淡々と振り返った。

アマチュアだった2018年にも出場した大会(26位)で「2年前は)天気も良くなかったですし、コースはあんまり覚えていない」としながらも、「プロとして出られるのは嬉しい」と臨んだ今季10戦目で初めて賞金0円。「毎週予選通過を第一のゴールにしている。そこから頑張れば良いと思っている」と語った。

プレー内容は「まあまあだったと思う。良い結果につながらなかっただけですね」。気持ちを切り替え、次戦「TOTOジャパンクラシック」に備える。(埼玉県飯能市/林洋平)

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