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コロナ禍の現地ウェイティングは3人まで 新田彩乃にスタート40分前の吉報

◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 初日(30日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6585yd(パー72)

新型コロナウイルス感染防止策として日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は現在、会場への入場者数を制限している。それは選手も同様だ。欠場者が出た場合に繰り上がりで出場できる現地ウェイティング(待機)もコロナ禍では3人まで、と定められている。

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コロナ前は現地ウェイティングに人数制限はなかった。6月の新シーズン開幕以降は、希望する選手は出場登録の締め切りまでに仮登録を済ませ、出場優先順(QTランキング等)によって最大3人が決められる。本選出場者に欠場が出なければ出場権を得られないウェイティング選手にも、2週間分の問診票の提出、PCR検査が義務付けられている。

そんなハードルを越えて今週は3人の現地ウェイティング者がみな出場権を得た。開幕前に欠場を決めた下川めぐみ大西葵に代わって、まずは武尾咲希佐伯朱音が出場権をゲットした。

さらにこの日、左ひざ痛で欠場した大山志保と入れ替わり、2アンダー10位発進した新田彩乃に出場権が付与されたのはスタートの40分前だった。「駐車場で車の中にいたときに電話が来て、出られることを聞いたんです。ちょこっとだけ練習してスタートしました。スタートホールでは“ふわふわ”した感じ。ただそこでバーディを獲れて流れが良くなりました」。24歳は笑みを交えて好発進につながるドタバタ劇の準備を振り返った。

主戦場にする下部ステップアップツアーの試合が今週ないことから、レギュラーツアーでの現地ウェイティングを決断した。今大会では会場のハウスキャディの起用が認められていない。「お母さんが『私が(帯同)キャディやるからウェイティングしようよ』って言ってくれたんです。母が勧めた感じですかね(笑)。キャディさんを用意するのも大変だし、母がいなければ現地に来てないかもしれないです」と、自宅のある愛知県から出場の可能性を求めて26日(月)に移動した。

「もし出場できなかったら練習して帰ろうと思っていたんです。あすも頑張りたいです」。めぐってきたチャンスを生かしたい。(埼玉県飯能市/林洋平)

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2020年 樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント



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