渋野日向子「アメリカより緊張感ある」4カ月ぶり国内復帰/一問一答
◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 事前(29日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6585yd(パー72)
4カ月ぶりに国内ツアーに復帰する渋野日向子が、開幕前日に18ホールの練習ラウンドを行った。2カ月間6戦に及ぶ米ツアー転戦を「全部(の技術力)が欠けている。その中でもパットの1m、1.5m以内をかなり外した」と振り返った。
6月の2020-21シーズン開幕戦以来になる日本での試合に「アメリカで吸収したことも取り入れながら、日本ならではの攻めのゴルフ、今まで通り攻めのゴルフをしたい」と意気込んだ。以下一問一答。
―4カ月ぶりの日本ツアー、心境は
約4カ月ぶりで会う人、会う人に『お帰り』と言ってもらえた。日本語を聞くのがすごく嬉しかった。
―新鮮に感じる
特に新鮮に感じることはなかったんですけど、先輩だったり(に声をかけてもらった)、今まで以上に嬉しかった。
―帰国後の2週間は
五輪強化指定選手の特例(※)で、申請したゴルフ場には行けた。協力してくださった練習場やゴルフ場でなるべく人に会わないように、練習をした。トレーニングもできたし、ゆっくり過ごす時間もありました。(岡山県の実家で)2週間有意義に過ごせた。
※日本オリンピック委員会(JOC)、日本ゴルフ協会(JGA)、厚生労働省が連携。海外メジャーを終えて帰国する選手に対し、事前に申請して認められたコース、練習場、トレーニング施設の利用を許可する制度
―ほかにはどのように過ごしていた
韓国ドラマを見て心が癒されたり。あとはPGAツアーのZOZOチャンピオンシップがあったので、朝見ていたりしました。実家のワンちゃんにも忘れられてなかったので良かったです。
―海外生活を振り返ると
メンタル的にはイギリスが一番つらかった。ゴルフ場とホテルしか行けなかったので、外に出られなかった。アメリカでは3週間空きがあったので、少しだけスーパーに行ったりできた。あとはアメリカで少し料理をしたり、そういうところでリフレッシュできましたね。
―実家に戻って一番美味しかった食べ物
ほうれん草のお浸しが最高に美味しかったです(笑)
―今週の目標は
国内が2試合目でアメリカよりも緊張感があって若干緊張しているんですけど、しっかり予選通過したい。アメリカで吸収したことを取り入れながら、日本ならではの攻めのゴルフだったり、マネジメントを考えつつ、今まで通りの攻めのプレーができるようにしたいです。