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「パターに助けられた」 浅井咲希はリベンジVへ首位浮上

◇国内女子◇富士通レディース 2日目(17日)◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6659yd(パー72)

プレーオフ惜敗の悔しさから1週間。冷たい雨風にさらされて難易度の上がった2日目に、浅井咲希がこの日ベストの5アンダー「67」をマークして、通算5アンダーの単独首位に浮上した。

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「先週はパターを決められなくて負けてしまった。だから、パター練習をよくやった」という浅井。最終18番はグリーン奥から20m近いパットを2パットで切り抜けて、「100点です。きょうはパターに助けられた」と、気難しい相棒を褒め称えた。

「基本、暑がり」という浅井は初日は半袖でプレー。さすがにこの日は多めのインナーにカイロが2つ、レインウエアも着たものの「晴れの時より集中できる。雨は昔からそんなにスコアは悪くない」と苦手意識はないという。「すごく寒くて、後半は手がかじかんだままでした」という中でも、振りやすさを考慮してレインウエアの腕の部分は取り外し、豪快に18ホールを回りきった。

2019年8月「CATレディース」以来のツアー2勝目を見据えるが、「1勝目はすごくショットの調子が良かったけど、いまはあまりよくなくて…。こんな良い位置にいて、頭がついていってない」と、戦闘モード全開とはちょっと違う。

あす最終日は天候が回復する予報。「あまり欲張らず、普通にプレーしたい」という浅井だが、「パターさえ決められれば優勝できると思った」という先週のリベンジへ、絶好のチャンスが到来した。(千葉市緑区/今岡涼太)

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2020年 富士通レディース 2020



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