笹生優花は2戦連続優勝を目指す(代表撮影／中野義昌)

◇国内女子◇ニトリレディスゴルフトーナメント 事前(26日)◇小樽CC (北海道)◇6695yd（パー72）

2週前の「NEC軽井沢72」でツアー初優勝を果たした19歳の笹生優花が「時間が経つのが早くて、優勝したのはすごくうれしいのですが、今週に集中しなくちゃなって気持ちです」と表情を引き締めた。

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大会後に師匠の“ジャンボ”こと尾崎将司に優勝を報告。「まずは1勝おめでとう」と声をかけてもらった。祝福のメッセージも出身地のフィリピンやタイ、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリアなど世界中から届いたという。

難コースで知られる小樽CC。アマチュアだった2017年大会は通算6オーバーで予選落ち。今大会に向けて21日（金）に東京から北海道に入り、体調をしっかりと整えてきた。「簡単じゃないコース。油断ができない。ティショットが大事になる」とこの日は入念にコースを確認した。

前週の海外メジャー「AIG女子オープン（全英女子）」はテレビ観戦して刺激を受けた。世界ランク304位ソフィア・ポポフ（ドイツ）の初優勝に「ポポフさんがすごかった。コースは素晴らしいし、いつかは出たいですね」。19年に初めて開催された「オーガスタ女子アマ」で3位に入るなど、海外志向は人一倍強い。

「また新しい週なので集中して頑張る。まずは予選通過をすること。楽しんでプレーをしたい」

10代での2戦連続優勝となれば、ツアー制度が施行された1988年以降では2005年「中京テレビ・ブリヂストンレディス」の宮里藍、2017年「日本女子オープン」の畑岡奈紗に続く記録となる。