プレーオフを制し、永森が嬉しいツアー初優勝

09年のステップアップツアー開幕戦「レオパレス21 in Guam」が、4月9日（木）から10日（金）までの2日間、グアムにあるレオパレスリゾート・カントリークラブ ニクラウスコースで開催された。ステップアップツアーとしては初の海外開催だ。

初日、強い風が吹く中、1アンダーで首位に立ったのは、藤野オリエ、櫻井有希、山口千春の3選手。1打差の4位タイには天沼知恵子、入江由香、紫垣綾花、笠りつ子の4人が続いた。

2日目に入ると、初日以上の強風が選手達を苦しめる。上位選手が次々にスコアを落とす中、32位タイからスタートした永森佐知子が5バーディ3ボギーの「70」とスコアを伸ばし、通算2オーバーでホールアウト。同じく2オーバーでホールアウトした椿里佳、中園美香、笠とともにプレーオフに突入した。

プレーオフ2ホール目、バーディを奪った永森がこの戦いに終止符を打つ。プロ7年目にして嬉しい初優勝で、この優勝により「フジサンケイレディスクラシック」から「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」まで4試合のレギュラーツアー出場権を獲得した。