2020年 アース・モンダミンカップ

PCR検査で再検査4人 「陽性者なし」で女子ゴルフ開幕戦開催へ

2020/06/24 20:59
選手、関係者は23日に会場内でPCR検査を受けた(Getty Images/JLPGA提供)

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 事前(24日)◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6622yd(パー72)

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は2020-21シーズン開幕戦「アース・モンダミンカップ」に出場する選手およびキャディ、スタッフが受けた新型コロナウイルス感染に関するPCR検査の結果、4人が再検査(検体不足を含む判定結果が確定していない状態)、その他は陰性と判定されたと発表した。試合は予定通り無観客で25日(木)から開催する意向を示した。

開幕2日前の23日に会場内で唾液による検査を実施した。対象の554人の内訳は出場選手144人、帯同キャディ125人、通訳3人、JLPGA職員23人、アース製薬の社員を含むスタッフ259人。なお、17日には会場設営のスタッフら267人が同様の事前検査を実施し、18日に全員の陰性結果が出ていた。

再検査判定者についてJLPGAは、事前および期間中の検温、問診票チェックにおいて発熱などの諸症状が出ていないこと、出場選手、大会関係者には濃厚接触者(マスクを着用せずに1m以内で15分会話をした人)がいないことを確認している。

なお、個人のプライバシーの観点からに所属や名前を伏せた。「検査機関からうかがっているのは、再検査というのは起こり得る。結果は(25日)夕方に判明するので待たないとわからない。今回公表できないの(理由)に、判定結果が確定していないというのがある」と説明。選手の場合は初日から欠場の扱い。その他は再検査結果が判明するまでは大会への関与をいったん控えさせる。また、アドバイザーの指示のもと、行動履歴に基づいて会場内の消毒を行う。

PCR検査の費用は大会を主催するアース製薬が全額を負担した。

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