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PCR検査全額負担 アース会長「感無量」開幕戦へ

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 事前(23日)◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6622yd(パー72)

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の小林浩美会長と大会を主催するアース製薬の大塚達也会長が、2020-21シーズン開幕戦を2日後に控え、大会会場からリモートで記者会見を行った。出場選手はツアー最多144人。キャディ、関係者を含め入場者すべてにPCR検査を実施するなど徹底した予防策のもと、ツアーが動き出す。

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新型コロナウイルス感染拡大により20年37試合のうち22試合が中止に。同大会は第17戦ながら「開幕戦」となる。大塚会長は無観客開催を謝罪しつつ「社会的に要請されている課題に一つ一つ対応していきました。(開幕を迎え)感無量です」と述べた。小林会長は「緊急事態宣言が解除され、プロスポーツも無観客で認められるようになった。(感染の)状況が次第に変わり(アース製薬が)感染予防対策をしてくださった中で、ようやくGOできるところにいる」と補足し、開催に踏み切った経緯を説明した。

前日22日はPCR検査を受けていない83人が同コースで行われた予選会に参加。本戦出場が叶わなかった予選会出場者にも、開催の2週間前から開催後1週間の行動記録を要請している。「万が一、発症した場合、社会的責任としてクラスターをつくらない」と大塚会長。PCR検査はアース製薬が全額負担した。無観客のため、従来なら大会ボランティアなどが務める作業を同社社員がこなす。大塚会長は「ローピング、スタンド席、プロアマや前夜祭もない。アルバイトの方も雇っていない。PCR検査を700人の方にやっていただいたとしても経費的には減額になっている」と話した。

仮に選手に陽性者が発生した場合、対応を協議することになるが、前週の米男子ツアー「RBCヘリテージ」では陽性反応が出たニック・ワトニーが棄権した試合は続行された。JLPGAはガイドラインを発表しており、37.5℃以上の発熱者は出場を認められない。小林会長は米男子と同様の対処もあり得るとし、「(入場者の)2週間前からの行動記録、検温を実施しており、洗い出しがすぐできる状況。感染症専門委員のアドバイザーの方と連絡をし、判断がすぐにできると思っている」と説明した。

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2020年 アース・モンダミンカップ



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