「戦うことが好き」 原英莉花が師匠ジャンボ邸からリモート会見
2020/05/28 15:40
女子プロゴルファーの原英莉花は28日、師匠である尾崎将司の自宅練習場からZOOMを通じて記者団の取材に応じ、「勝負が好き、戦うことが好き」とツアー開幕を待ち望む心境を語った。
前年にツアー初優勝を飾った「リゾートトラストレディス」は今週開催されるはずだったが、コロナ禍のため中止となった。31日(日)午後1時55分から、テレビ朝日系列で放送される特別編番組「黄金世代たちの激闘」に出演する。
4月7日に緊急事態宣言が出された後、生活の中心は自宅でのトレーニングとなり、ハンバーグやミートソーススパゲティなどの料理にも挑戦した。「ジャンボさんとも距離を取りながらでした」という。
「試合をしたい気持ちはありましたけど、仕方ない。良い期間かなと思いました」。女子ツアーは今季の約半数に当たる18試合が中止になり、21年シーズンとの統合が決まった。「驚きました」とする一方、試合スケジュールが「春・夏・秋から夏・秋・春…と変わる中で、コンディションも変わると思う。長期戦は良かったと思う。たくさん試合数がある中で自分の成績を残していきたい」と前向きにとらえる。
ツアーは6月最終週に予定される「アース・モンダミンカップ」(千葉・カメリアヒルズCC)が開催可否の協議を続ける。「詰めの甘さが目立った」と1勝に終わった前年の反省からパットやアプローチの練習時間も増やしてきた。尾崎からは「優勝争いを常にできるように」と発破をかけられ、「戦うにふさわしい技術を磨く。勝負どころで決め切りたい」と意気込んだ。(編集部・林洋平)