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不適切発言の笠りつ子が涙の謝罪「ゴルフをやめようと思った」

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 事前(19日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6580yd(パー72)

10月の「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」会場でのコース関係者への不適切な発言で日本女子プロゴルフ協会(LPGA)から厳重注意処分などを受けた笠りつ子が19日(火)、今週開催「大王製紙エリエールレディス」の会場で涙ながらに謝罪した。処分後に公の場に現れたのは初めて。

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黒のスーツ姿で現れた笠は、「このたびは私の不適切な発言により、すべての大会主催者、運営の皆さま、LPGA、選手の皆さま、ゴルフファンの方々に対し、大変ご迷惑をお掛けしてしまい、申し訳ございませんでした。処分が下り、改めて私の口から謝罪したく、きょうこの場を設けさせていただきました」と言葉を詰まらせながら、謝罪した。

笠によると、不適切発言をしたのは10月24日、初日のスタート前。クラブハウス内の風呂場でコース関係者にバスタオルを持ってくるよう依頼したところ、断られたことで押し問答となった。この際、暴言を吐いたとされることに「間違いありません」と認め、「タオルがあるのは当たり前、と根本的な部分が間違っていました」とした。

今後について「ゴルフをやめようと思ってしまった。でも今回、協会や主催者の皆さまに迷惑をかけてしまった中で、朝から晩まで私のために動いてくれている人を見ると、私が簡単にゴルフをやめる、とか逃げてしまうようなことはダメだなと思いました」と涙をこらえながら話した。

ツアー自粛中には、親交の深い先輩などから連絡があったといい、「古閑美保さんから『強くて、やさしい人間になりなさい』、大山志保さんは『大丈夫?待ってるよ』と連絡をくださった。しっかりお詫びをして、私なりに出来ることをやっていきたい。厳しい意見も沢山あると思いますが、それでも背中を押してくださる方がいる限り、今後は自分のためではなく、応援して下さる言葉を胸に、やれるところまでやっていきたいです」とした。

笠のマネジメント会社によると、暴言を吐いた当日(24日)に大会スポンサーの延田グループ会長やコース関係者に謝罪し、その場で「大会にそのまま出て頑張ってください」と促されて出場したという。LPGAから処分が科された後、再度大会関係者らに謝罪。支配人と当事者からは「『是非来年も大会には出場してください。お待ちしています』と言葉をかけられた」と明かした。

「今はゴルフに対する気力がなくなってしまっている」という笠は今後の活動について、今シーズンはオフも含めて自粛し、来季については「気持ちが前向きに、100%の気持ちで挑めたら」と話した。

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2019年 大王製紙エリエールレディスオープン



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