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渋野日向子と夢のようなラウンド 同組アマ2人が決勝へ

◇国内女子◇伊藤園レディス 2日目(16日)◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741yd(パー72)

渋野日向子は予選落ちしたものの、ともにプレーしたアマチュア、吉澤柚月(よしざわ・ゆづき/千葉・麗澤高1年)と六車日那乃(むぐるま・ひなの/麗澤高2年)が堂々と予選通過を決めた。

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6月「ニチレイレディス」(予選落ち)以来、ツアー2戦目の吉澤は6バーディ、2ボギーの「68」でプレー。通算5アンダー28位で終えた。「最初は人がすごく多くて緊張してしまった」と1番でボギーを喫したが、4番で140ydの2打目を1mにつけバーディとした。「そこで緊張がほぐれた」と、続く5番(パー5)、6番でもバーディを奪い3連続とした。

「渋野さんというスターと回れて夢のようでした。きのうからすごく楽しみでワクワクが凄くて」と目を輝かせる。ラウンド中には「どこの学校?」などと渋野から声をかけられる場面もあり「すごくうれしかったです」と話す。

一方、10月「日本女子オープン」(予選落ち)以来のツアー出場となった六車は、3バーディ、1ボギーの「70」でプレー。通算3アンダー39位で決勝へ駒を進めた。「パーでいければ最高」という7番(パー3)では8Iで20cmにつけるスーパーショットでギャラリーを沸かせた。しかしホールアウト後は「気持ちとショットが合っていなかった」と悔しさを明かした。

「すごい経験をしたと思う。攻めるプレーとか勉強になりました。一打一打どんな状況でも振り切っていたし、メンタルの強さをすごく感じました。きょうは本調子じゃなかったと思いますが、一緒に回って自分の甘さも分かったし、もっと自分に厳しくならないといけない」と渋野とともにプレーした一日を振り返った。

ともに千葉県柏市の麗澤高に通う高校生。最終日は先輩後輩で“ローアマ”争いを繰り広げる。(千葉県長南町/柴田雄平)

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