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6位浮上のイ・ボミ “専属”キャディと1年3カ月ぶりタッグ

◇国内女子◇伊藤園レディス 2日目(16日)◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741yd(パー72)

ツアー通算21勝のイ・ボミ(韓国)が2017年8月「CATレディース」以来、2年ぶりの優勝へ向けてギアを上げた。首位と4打差の24位から出て、7バーディ、1ボギーの「66」でプレー。通算8アンダー6位に浮上した。

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「きょうはショットもパットも良かったです」。3つ伸ばしてハーフターンすると、12番(パー3)で13ydをチップインさせ、13番(パー5)で残り115ydをピン左1.5mにつけた。14番では3mを流し込み、3連続バーディとした。

今大会では、昨年8月「ニトリレディス」まで約6年間タッグを組んだ清水重憲キャディを起用。当時は「自分のスイングがすごく悪くて、清水さんが言った通りにマネジメントできなかった」とコンビを解消したが、今週、たまたまスケジュールが空いていたことでオファーした。

「2人とも好きなコース。いいプレーができたのはすごくうれしいし、ほんとに楽しい一日でした」と1年3カ月ぶりのタッグを振り返る。「もう私は2、3年経ったと思っていたんですけど、それしか経ってなくて、それぐらい早くボミ(自分)が良くなったんじゃないかなと思いました」と笑顔を見せる。

「伊藤園レディス」では2012年、15年、16年と3回優勝している。15年には初の賞金女王を決める試合となった。「こんなにいいコースで回ることにすごく感謝の気持ち。今週もグリーンのスピードもいいし、フェアウェイとラフの感じもすばらしい」という。

「上にいる選手たちが申ジエさんとか、大江香織さんも優勝したらすごいし、その中で私も復活ができるように」と優勝への気持ちは高まるが、「運がないと、ですよね。一生懸命やっても私よりいい人がいればできないし、運が来るようにお祈りして頑張ります」と最終日を見据えた。(千葉県長南町/柴田雄平)

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