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「賞金女王って言っちゃいけない」 渋野日向子は予選落ちに涙

◇国内女子◇伊藤園レディス 2日目(16日)◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741yd(パー72)

渋野日向子は4バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「72」とスコアを伸ばせず、通算1アンダー51位で終えた。カットラインに1打及ばず、3月の「アクサレディス in MIYAZAKI」以来、国内26試合ぶりの予選落ちを喫した。

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ホールアウト後、「予選落ちですもんね…。なんて言ったらいいんですかね。ショックです。ちょっと泣きそう。すみません…」と目を潤ませた。

「残り3試合で、予選落ちって一番やっちゃいけないことだと思うんです。自分には(賞金女王は)ほど遠いなと思いました」と悔しさと同時に壁の高さを痛感した。

1アンダー36位から出て、4番からの3連続バーディで一時は4アンダーまで伸ばしたが、7番でボギーを喫した。

11番では、痛恨のダブルボギー。残り121ydの2打目を9Iで左に引っ掛け、グリーン左奥へ。10ydの下りのアプローチを「恐る恐る行き過ぎた」と2mショートした。パーパットはカップにけられ4mオーバーし、そこから2パットを要した。「2打目も、3打目もどうにかなった。結局は自分のせい」

「残り7ホールあったので、どうにかなった」と切り替えたが、「全部外れたので…」とバーディパットは何度もカップをかすめた。それでも、14番で8mのパーパットをねじ込み意地を見せると、前日ボギーを喫した17番(パー3)で192ydを4UTで3.5mにつけてバーディとし、望みをつないだ。だが、最終18番で残り152ydの2打目をガードバンカーに入れてボギーとした。

シーズンは残り2試合。「もう賞金女王って私の口から言っちゃいけないなと。残りの試合でトップ3位以内に入れるように頑張りたい」と必死に前を向いた。(千葉県長南町/柴田雄平)

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