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渋野日向子「生きる神様」ウッズとの初対面に感激

◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 事前(22日)◇マスターズGC(兵庫)◇6510yd(パー72)

2週ぶりに出場の渋野日向子は22日、コースでイン9ホールの練習ラウンドを行い、感触を確かめた。前日は日米ツアー共催の「ZOZOチャンピオンシップ」を控える千葉県・習志野カントリークラブで行われたエキシビションマッチを観戦。米ツアー81勝のタイガー・ウッズらと初対面し、「オーラがすごい。ゴルフ界の神様、生きる神ですよね」と興奮気味に振り返った。

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目の前のレジェンドに釘付けになった。ウッズ、松山英樹ロリー・マキロイ(北アイルランド)、ジェイソン・デイ(オーストラリア)が参加した18ホールのイベントマッチを、渋野は先輩プロの有村智恵笠りつ子と観戦。いずれも初対面の超スター選手たちとはスタート前にしっかり記念撮影した。「2ショットも撮ってもらって、過呼吸になるかと思った。あああああ、おお、みたいな感じ(笑)」とおどけながら、「撮影してもらったときは手が震えていました」と目を輝かせた。

すべてのゴルファー同様、20歳の渋野にとってもウッズは特別の存在だ。4月「マスターズ」の復活優勝は映像を通して目に焼き付けた。「(昔から)見てました。憧れというか、もう神様ですよね」。関係者から「今年の『AIG全英女子オープン』の優勝者」とウッズに紹介され、一言かけられた。スタート前の限られた時間だったため写真撮影後の対面はわずかだったが、最高潮の興奮と緊張が入り混じった。

プレーも目の当たりにし、「ショットとか本当に次元が違いすぎますよね。グリーン周りのアプローチとか、球がやわらかい。ああいうところから、こういうアプローチを打つのかって」。コース内は動画撮影が可能だったため、人波の中で各選手のスイングにスマートフォンを向けたという。

賞金ランキング1位・申ジエ(韓国)を約610万円差で追って迎える最高賞金総額2億円の今大会。会場のマスターズGC内には2011年の東日本大震災のチャリティイベントでコースを訪れたウッズが植樹した木がある。「今週は本当に大事になると思う。今日の調子はまだ何とも言えないけど、しっかり練習していきたい」。気を引き締め直し、2日後の開幕を見据えた。(兵庫県三木市/林洋平)

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