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「ずっと辞めたいと思っていた」 浅井咲希が涙の初V

◇国内女子◇CATレディース 最終日(25日)◇大箱根CC(神奈川)◇6704yd(パー73)

21歳の浅井咲希が通算10アンダーでツアー初優勝を飾った。50cmのパーパットが外れて2mへと遠ざかったボギーパットを沈め、涙を流した。「いや、もう負けたかなと思った。今まで悩んでやってきたことを最後のパットにこめて打ったので、その勢いで泣いちゃいました」と振り返った。

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「もう自分の中ではっきりとゴルフを辞めるつもりだった」と2017年のプロテストに一発合格も、一度は競技をあきらめた。兵庫・滝川第二高時代、パターに不安を覚え、目を閉じて練習するほどだった。「いつになったらホールアウトできるか分からない」と嘆いていた。

「プロの世界は甘くないし、プロテストもお金がかかるものなのでもう辞めます」と父・靖宏(やすひろ)さんに伝えたが、「結果が良いにしろ、悪いにしろ受けろ」と背中を押されて受験した。

今季は開幕からの10試合で予選落ちが6試合。海外メジャー「AIG全英女子オープン」を制した渋野日向子は同年代だけに「しぶこ(渋野日向子)も頑張っている中で、なんで私は頑張れないのか。最近はゴルフが好きじゃなくて、ずっと辞めたいと思っていた」と苦しい日々が続いた。

「今日で自分のゴルフが試合で通用するレベルまできたのを感じられた。2勝目が難しいといわれるので、早く2勝目ができるようにもっとレベルを上げないといけない」と次なる目標に向けて目を輝かせた。(神奈川県箱根町/石井操)

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