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比嘉真美子が今季2勝目へ4位浮上「スコア以上に手ごたえ」

◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 2日目(17日)◇軽井沢72ゴルフ北コース(長野県)◇6705yd(パー72)

2017年大会覇者の比嘉真美子が6バーディ、1ボギーの「67」でプレー。通算8アンダーとして4位に浮上。7月「ニッポンハムレディス」以来、4戦ぶりの予選通過を果たし、「ここ最近はいいゴルフが出来ていなかったので、久々に気持ちのいいゴルフが出来たのかな」と笑顔を見せた。

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「きのうのグリーンの状態や、練習グリーンの状態と、コースのグリーンの速さが違って、ちょっと感覚が違った」と出だしの1番でボギーを先行させたが、「次のホールからは対応できたのでそんなに引きずることなくプレー出来た」とその後は安定し6つのバーディを奪った。

今季は地元・沖縄での開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(3月)でツアー通算5勝目を挙げた。しかし、6月末の「アース・モンダミンカップ」以降、海外メジャー2戦を含めた6戦のうち5戦で予選落ちと調子を落としていた。

前半戦では「常に上位争いして、何勝もできるような選手になるためには、このままではだめだな」と感じていたといい、「次のステップに向けてスイングを調整していかなければいけない。なかなか自分の体とタイミングがマッチしない時期ではあった」と振り返った。

「課題にしていることが少しずつ、きのうと今日と出来てきて自分が目指しているゴルフが間違っていなかったと、この2日間ですごく実感できた。スコア以上に自分の気持ち的には手ごたえがあります」と表情は明るい。

2週前の海外メジャー「AIG全英女子オープン」を制した渋野日向子については「メジャーで優勝争いだったり、上位でいいプレーをするということは、技術以上に難しいことがたくさんあって、それをはねのけて優勝した渋野さんは、ほんとに心からすごいなって思います。女子ツアーをメインとなって盛り上げてくれていると思う」と述べ、「わたしもそんなプレーがしたいなって改めて思いました」とあす最終日に向け意気込んだ。(長野県軽井沢町/柴田雄平)

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