新型インフルエンザに警戒! 随所で感染防止対策
2009/05/21 19:00
今週の国内女子ツアーは、愛知県で開催される「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」。先週から今週にかけての新型インフルエンザの感染拡大、さらに感染者が集中する関西に近い東海地方での開催とあり、会場内でも感染防止へ向けた数々の対策が練られている。
コースの至る所に、手洗い用の消毒剤を設置。場内21ヶ所、計27本の消毒剤を配し、ギャラリーや関係者に使用を促している。大会運営スタッフに対しては、毎朝健康状態の確認を徹底し、大会関係者には非接触型の赤外線体温計を用意。さらにマスクの着用を推奨し、感染防止を図る。
また、ギャラリーや関係者に向けた食事を扱うギャラリープラザでは、飲食ブーススタッフの全員にマスクの着用を義務化。報道陣に対しては、選手への配慮のため全員にマスクが配られるなどの施策がとられている。6月には滋賀県で1試合、兵庫県で2試合が組まれている女子ツアー。今後、日本女子プロゴルフ協会と大会主催者がどのような対策を練り、判断を下すかに注目が集まる。