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<小山内護がこのオフに踏み切った、ダイエットの本当の目的とは>

2012年のジャパンゴルフツアーがようやく幕を開けた。約4ヶ月のオフを経て、劇的な変貌を遂げている選手もいて、そんな変身ぶりを見るのもまた楽しい。

やはり一番多いのは、減量に成功した選手たち。「スイングの切れを取り戻したい」とか、「膝に負担が・・・」とか「太って疲れやすくなったから」などと、その目的はさまざまだが、小山内護のそれはなんだかとっても微笑ましかった。

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今季からウェア契約が変わって、昨年のうちに採寸も済ませ、はや12月には新しいウェアが届いたはいいが、いざ試着してみて青ざめた。「やばい・・・入らねえ」。特にウェスト。昨秋に増えた脂肪は特にお腹まわりにたっぷりとついて、今風のスリムなシルエットのパンツが「パツパツ」。どうやってもジッパーが上がらない。すぐにメーカーにお直しをお願いすることもできたが、それでは生粋の江戸っ子のプライドが許さない。「それじゃカッコ悪い。迷惑もかけられない」と、そのかわりに一世一代のダイエットに着手したのだ。

その方法は、「ただひたすら走ること」と至ってシンプルだった。それが思わぬ成果を上げた。1日6キロを目標に、雨の日も、風ふきすさぶ日も雪の日も、絶対にマストでね」。黙々と走り続けていたら、「一気に落ちた」と、わずか2ヶ月で93キロから7キロ減の86キロまで体重が落ちて、さすがに本人も驚いた。

「本当は1ヶ月に1キロのペースで減らす計算だったんだけど、ほんとびっくりしたよ。それまでが、相当に太っていたんだろうね」と、自分でも予想外の効果にホクホクだ。まして開幕戦の東建ホームメイトカップで3位の好成績を出せば、なおさら。「この何十年間、初戦でこんなの今までないって」と、本人も証言したとおりに過去10年の同大会の成績を見ても確かにふるわない。

「ウェアに合わせて一生懸命にやったのが功を奏したって感じかな。切れがよくなって、良い球も出るようになったよね」と最初の動機は違っても、ゴルフにも目に見えて効果が出れば、トライした甲斐があったというもの。すっかりシャープになった2004年から3年連続4度のドライビング王は、40歳を超えてもなお飛距離にこだわる。「年を重ねるごとに、飛距離をアップしていく。1年に1ヤードずつ、飛距離を伸ばす。優勝もしたいし、あとは初の海外メジャーにもトライしてみたい」と、心までもすっかり若々しくなって戻ってきたようだ。

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