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プレーヤーズラウンジ

素顔のツアープレーヤーたち<横尾要>

会場で、ロープの外から送られるファンのみなさんからの声援や拍手は、選手たちにとって何よりの励み。でも反面、その応え方に、とまどいを覚える選手も少なくありません。その多くはやはり、シード権を手にしたばかりの若手選手や、ルーキーたちでしょう。はじめはどういうリアクションをすればいいかわからず、ついうつむき加減になってしまったり、または、自分のプレーにひたすら夢中で、なかなか上手に応える余裕が持てな
かったり・・・。

今年、日本ツアーに本格復帰の横尾要も、デビュー時代はそんな一人でした。「確かに、はじめは、ぜんぜん慣れなかったですね~」と、当時を振り返って横尾は言います。

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「本当に良いプレーをしたときは、ジャンボさんのようなトッププレーヤーであろうと、まだ無名の選手であろうと、みなさんワ~って拍手してくださるじゃないですか。それが嬉しくて、『なんか返さなくちゃ』とは思うんですけど、じゃあいったいどういうポーズをとればいいのかなあ、って。当時はけっこう考えたりしましたよね。まだ大した活躍もしてない僕なら、どういうリアクションをとるのが妥当なのかな、とかね。最初はテレもあったし、なかなかうまくできなかったものです」

どの角度からでも分かってもらえる、挨拶することを心がけてます

それが米ツアーで約2年間もまれて帰ってきた今では、プレー中の挨拶も堂に入ったものです。もともとスラリと背が高く、手足も長い横尾が、高く手をあげて歓声に応えるポーズは、なかなか絵になっています。

「そうスか~?(笑)」と、ちょっと照れつつ「・・・まあね、やっぱり応援してくださる方にはちゃんと応えたいという気持ちで、やってますから」。渡米する以前より、その身振りが大きくなっているような印象も受けるのですが、本人は、「特別、米ツアー選手に影響を受けたわけではない」といいます。

「むしろアメリカでは、今より地味なリアクションだったかも。向こうはとにかく紫外線が強くて、いつも帽子をかぶってプレーしてたんでね。声援には、決まってキャップのひさしをちょこっと握って応える程度だったんです。日本に帰ってきてからは、帽子が必要なほど太陽をきつく感じないので被ってないんですが、その“小道具”がない分、どの角度から見ているお客さんにもちゃんと分かってもらえるように、今年はなるべく大きく挨拶することを心がけてます」。

横尾のように、キャリアを積んでいくうちに、次第にコースでも堂々と振舞えるようになった選手もいれば、初めからまったく物怖じせず、ファンの声援に応えられる選手もいます。プレー中の挨拶ひとつとっても、選手個々の性格や考え方が反映されているようです。ファンのみなさんも会場にお越しの際はぜひ、より大きな声援を送って、その選手らしいリアクションを、存分に引き出してみてください。

トーナメントで起こったルール裁定の実例

<三菱ダイヤモンドカップ>

「え!脱出したと思ったのに?」

1日目、15番(パー5)、グリーンのサイドバンカーからショットしたプレーヤーはそのストロークで脱出したと思い込み、持っていたクラブをアドレスポディション近くに戻しあまり上手くいかなかった事を反省していた所、球が転がり戻り持ってきてクラブに当たってしまった。

競技委員の裁定は、規則19-2bの携帯品によって「偶然に方向を変えられたり止められた場合プレーヤーは2ぺナルテイ」となる事を伝える。

読者の皆さん、バンカーを超えた所が傾斜地の時はこの様な事を十分留意しましょう。

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