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石川遼は中嶋常幸と志願の練習ラウンド 「試合の方がラク」な緊張感

◇国内男子◇ダンロップ・スリクソン福島オープン 事前情報(26日)◇グランディ那須白河ゴルフクラブ (福島)◇6961yd(パー72)

ツアーは3週ぶりに再開する。石川遼は開幕前日、ツアー通算48勝の中嶋常幸らとイン9ホールの練習ラウンドを行い、前年3位に入ったコースの感触を確かめた。

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レジェンドとの同組調整は前日25日(火)の夕方に自ら実現させた。スタート時刻を示す記名制のシートに入っていた中嶋の組に、石川が名前を書き足した。ラウンド中に助言などを求めたわけではない。「締まりのある練習ラウンドが好き。『試合の方がラク』っていうくらいの緊張感がある組なので。(中嶋の)間合いやショートゲームは、見ているだけでも勉強になる」と語った。

今大会に向けて、前戦「日本ツアー選手権森ビル杯」で手ごたえを示した1Wショットの調整を重ねてきた。前週はともにツアー外競技の「フューチャーゴルフツアー(兵庫)」、「JOYXオープン」に出場。飛距離2~3ydほどの伸びを感じ、「正確性も以前よりは出てきた感じ。3日間(ツアー外)競技を続けても良いものを打てた。PGAツアーの水準でどれくらいだろうと考えるけど、トータルドライビングで100位くらいになっているかなという感じ。階段で言えば1階と2階の間の踊り場まで来た」と一定の評価を下した。

5月に1カ月ほどの離脱の原因になった腰痛予防のため、週3日のトレーニングに現在も励んでいる。「腹筋や背筋に負荷をかけ、次の日に筋肉痛が出るようなときもある。ただ前腕などには(筋肉痛が)きているわけではないので、細かいタッチなどには問題ない」と話した。

前年は首位タイで出た最終日に「69」と伸ばし切れず、例年、通算20アンダー前後が優勝スコアになる大会の初優勝を逃した。一方で3日目には昨季の自己ベストスコア「62」をマーク。「そのイメージは、多少残っている。去年(の開幕前)はスコアを伸ばせるような印象はなかったけど。流れに乗れれば、ビッグスコアを出せる感じはある」と気を引き締めた。(福島県西郷村/林洋平)

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2019年 ダンロップ・スリクソン福島オープン



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