2季ぶりの母国ツアー 谷原秀人「日本にいたら太る」
◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 事前情報(29日)◇ザ・ロイヤル ゴルフクラブ(茨城県)◇8016yd(パー72)
欧州ツアーを主戦場にする谷原秀人は2017年「日本シリーズJTカップ」以来2季ぶりに国内ツアーに出場する。
27日(月)に三重県の桑名カントリー倶楽部で行った「全米オープン」の日本予選会の出場(6位で出場権獲得ならず)や、今大会が「全英オープン」の予選会を兼ねていることもあり参戦を決めた。さらに「あと、どんな状況なのか見に来ました。最近若手がすごく勝っているので、どういう選手がいるのか気になって」という。
プロアマ戦を終えると「このコースにはたまげた。難しすぎてびっくりした。この距離でこのグリーンか」と8000yd超の総距離に、速く(13フィート)て硬い(コンパクション・23)仕上がりのグリーンに目を丸くした。「風を計算してティエリアを前に出してくれないとみんな事件になりますよ。ヨーロッパにはないですね。見たことないです」と冗談まじりに語った。
日本から離れ実感することがある。「(食べ物が)うまいんですよ…。太りますよ、日本にいたら。全部うまいじゃないですか。まずコンビニがうまいですもん」。ツアー転戦についても「(欧州にくらべると)楽ですよね。移動は短いし、飯はうまいし、家に帰れるし、最高ですよね」と話す。それでも「レベル高いところでやれているのは楽しいし、常にそういうところでやりたい」と海外挑戦を続ける理由を挙げる。
「調子は徐々に良くなってきている。簡単にボギーでそうなホールもいっぱいある。どれだけ一生懸命パーを獲るか。そういうところになってくると思う」とポイントを挙げ、「けっこう入れ替わっているし、どういう選手がいるか分からない。楽しみたい」と胸を高鳴らせた。(茨城県鉾田市/柴田雄平)