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老眼にも負けず…44歳・ジョーンズが逆転V

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 最終日(21日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7081yd(パー71)

首位と2打差で出たブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)が通算15アンダーとし、平成最後の優勝者となった。

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出だし1番(パー4)で13mのバーディパットを沈めると「コースレコードを出した2012年大会も、出だし1番ホールで長いパットが入った。勢いがついた」と同大会初優勝を飾った当時を思い出した。

17番(パー5)のグリーン手前から寄せるのに「ライが砂だったので、ウェッジを使うのはリスク」と握ったのはウェッジではなくパター。18番も同じくパターを手にし、「常に成功の確率を考えてクラブを選んだ」と話した。

2016年「ANAオープン」以来のツアー15勝目を飾った。シーズン前のオフに友人から、あと何年プレーするのかと聞かれ「『2年ぐらいかな』と答えた。でも、勝つことが出来てちょっと分からなくなりました」と複雑な心境を見せた。

「遠くや近いものが見えにくい。コンタクトや眼鏡もしたがしっくりこない」と老眼にも苦しむ44歳。「負けた週はもうやりたくないとか思うけど、勝てば気分もいい。自分が戦いたいと思う間はやり続けたい」と、まだまだ勝負への情熱は消えていない。(三重県桑名市/石井操)

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