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松山英樹は日本2戦で無念 惜別の相棒「走っていれば必ず前に」

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 最終日(18日)◇フェニックスカントリークラブ(宮崎)◇7027yd(パー71)

4日間の総ギャラリーは1万7971人。ラウンドを終えた松山英樹の前には長いサインの列ができた。丁寧にペンを滑らせたのは、上位陣がサンデーバックナインに入った頃。30位から「73」とスコアを落とし、ホスト大会で通算1アンダーの44位タイという成績に納得がいくはずもなかった。

帰国を待ち望んでいたファンの前で、上位争いは最後までできなかった。「残念な結果。きょうも2バーディしか奪えなかった。たくさんの人たちが来てくれたのに申し訳ない」。46位に終わった前週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」に続く不本意な結果。7番(パー5)から2連続バーディを決めた後、後半11番(パー3)では第1打をグリーン手前の池に入れてダブルボギー。「全体的にうまくプレーできなかった。(パットは)4日間で一番良かったんですけど、一番入らなかったですね」。悲鳴にも似た声が何度もこだました。

2週後に行われるツアー外競技、バハマでの「ヒーローワールドチャレンジ」を2018年最後の試合にする。ツアーでは日米欧を通じ、今年は無勝利に終わった。「あっという間に終わりました。早く優勝できるように頑張りたい。ショットもパットも不安なく打てるレベルに持っていけたら」。前を見てやまないが、限られた母国での出場試合で活躍できなかったことが悔しい。「たくさんのギャラリーが来てくれた。優勝という形で応えたかったが、うまくいかなかった」と唇をかんだ。

「自分なりに(調子が)良いかな…と思ったところで結果が出なかった。どうすればいいか考えている」という米国で蓄積された苦悩は、日本で解消できなかった。ただ、その復調を確信してやまない人間はそばにいる。

今大会を最後に進藤大典キャディとの専属契約を解消する。6年間、日米でバッグを担いだ相棒は「うまくいかないと、こんなにうまくいかないのか、と考えさせられる」と節目の試合を振り返った。

「ただ、“紙一重のところ”なので、すぐ逆の方にも転がると思う。英樹の姿勢、努力する様子は変わっていない。走っていれば必ず前に進む。そんなに心配していない。日本でうまくいかなかった2試合が来年へのいいバネになる」。必死にもがく姿が再び報われる日を“エースキャディ”と多くの人が待っている。(宮崎県宮崎市/桂川洋一)

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