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松山英樹が進藤大典キャディとの専属契約を解消 来季はスポット起用

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 最終日(18日)◇フェニックスカントリークラブ(宮崎)◇7027yd(パー71)

松山英樹が2019年から専属キャディをスイッチする。アマチュア時代から日米両ツアーでバッグを預けてきた進藤大典氏とは「ダンロップフェニックス」を最後に専属契約を解消。来年度は進藤氏も含め、複数のキャディを選定しながらツアーを戦う。

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松山は東北福祉大時代の2012年秋にタイで行われた「アジアアマチュア選手権」から進藤氏をエースキャディに据え、13年にプロ転向。ルーキーイヤーに日本ツアーで4勝を挙げて賞金王に輝いた。米ツアーに本格参戦した同年秋以降はともに海を渡り、14年の「ザ・メモリアルトーナメント」で初優勝。世界選手権シリーズ(WGC)2勝を含めた米ツアー5勝すべてで力を合わせてきた。

6年に及ぶ歳月を終え「大典さんにはプロになる前から担いでもらった。支えていただいた感謝しかありません」と振り返った松山は、“離別”の理由を「ずっと付きっきりでいたので、一回離れてみて、という感じです。うまくプレーできなかったのが悔しいですし、(進藤キャディが)ストレスを感じる部分は少なからずあったと思う。(自分が)期待に応えられなかった」と説明。今年に入って数回話し合いを重ね、この秋に結論を出した。

進藤キャディは「6年間やってきて一区切りをつける。お互いを嫌いになったわけでもない。尊敬しあえる仲だと思うが、タイミングもある。自分自身、英樹の力になり切れていないなと感じるところ、葛藤があった」という。ツアー優勝がなかった18年の結果も要因のひとつ。また、主戦場とする米ツアーでは近年、フィル・ミケルソンロリー・マキロイ(北アイルランド)、ジェイソン・デイ(オーストラリア)らトッププレーヤーが名コンビを解消し、新たな道を歩んでいることも決断を後押しした。

「こういうことは起こりうる世界。でも英樹は義理堅い。こんな僕を6年間も使ってくれたことに感謝しかない。僕が逆だったら2年目くらいでクビにしているんじゃないかと(笑)。でもそこ(6年タッグを組んだこと)は英樹の温かいところ」と進藤さん。今後については「日本でしたいことをゆっくり考えます」と話した。

ただし、専属契約は解消しながら来季もスポットでコンビを組む予定。松山は「来年からも何試合か担いでもらうつもり。その時に向けて(今週は)良い試合になったんじゃないかなと思います」との考えを明かした。明徳義塾高と東北福祉大ゴルフ部OBとして2人の後輩プロにあたる早藤将太らを含め、新たなパートナーを探していく。(宮崎県宮崎市/桂川洋一)

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