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松山英樹 3日間で2本の“サブパター”投入も沈黙

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 3日目(17日)◇フェニックスカントリークラブ(宮崎)◇7027yd(パー71)

1アンダー33位タイで予選を通過した松山英樹は4バーディ、2ボギーの「69」で回り、通算3アンダー30位タイへの上昇にとどまった。パッティングの不振から抜け出せず、首位とは9打差と4年ぶりの優勝は大きく遠ざかった。

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“裏街道”とは思えない、大勢のギャラリーが集まったムービングデー。10番スタートのトップ組で出た松山の悩みはこの日も解消されなかった。前日午後から深夜まで降り注いだ雨も「あまり関係なくできた」とグリーンへの影響は少なかったと見たが、チャンスを決めきれない展開が続いた。前半11番(パー3)の2m、13番の2.5mのバーディパットを活かせず勢いが出ず、沈黙を破れなかった。

遠目では判別しにくいが、松山は今週すでに“エース”ではない2本のパターを投入している。エースパターと同じスコッティキャメロン製のピンタイプでも、サイドラインの入り方などが違う。「何を使っても入らないので替えてもいいかなと思いました」と試行錯誤の真っただ中にいる。道具への不満は口にしないまま、「ミスパットの要因? なんでしょうね…原因が分かれば簡単ですよね、ゴルフって…」と、苦笑いしてうつむいた。

「きょうはまだアイアンに関しては良かったと思う」としたが、「でもそれも先週なんかに比べれば…(という話)。ティショットからのつながりが全然ない」と厳しく断じた。1Wで300ydをゆうに超えるドライブを見せた後半4番(パー5)、右サイドのセミラフからの2打目を左の林に突っ込んだ。「ありえないですよね…。ああいうミスをしているのが、この成績を物語っている」と息を吐いた。

呆れるような思いが充満しても、練習はやめられない。ホールアウト後にパッティンググリーンでボールをカップに収め続けていると、ロープの外から拍手が自然と起きた。自分を見守る多くのファンも気持ちは同じ。あすは日本でプレーする今年最後の機会。しっかりと存在感を刻みたい。(宮崎県宮崎市/桂川洋一)

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