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ケプカは1Wを多用 今平周吾&秋吉翔太「振ったらヤバい」

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 初日(15日)◇フェニックスカントリークラブ(宮崎)◇7027yd(パー71)

1996年に尾崎将司が達成した大会3連覇への期待がかかるブルックス・ケプカは5バーディ、3ボギーの「69」で回り、2アンダーの18位タイで発進した。単独首位の小田孔明とは4打差と穏やかなスタートながら、同組の今平周吾秋吉翔太は世界ランク1位の腕っぷしと“試運転”のような振る舞いに強さを見出した。

優勝した直近2年はいずれも初日「65」。やや見劣りする出だしに、ケプカは「もっと伸ばしておきたかった」と本音をこぼした。前半12番で1mのパーパットがカップに蹴られるなどグリーン上で苦労。「原因は分からないけれど、悪いパットも惜しいパットもあった。ショットに関しては普段通り。前半につまらないミスがあったけれど、(終盤)7番、8番とバーディを取れてよかった」と出遅れを回避したことには一定の満足感を示した。

この日の平均4.4m/sの風を「今までにないくらい強かった」と感じ、前年までに比べて1Wを多用した。昨年に続いて予選同組になった今平の「太刀打ちできない。飛距離が…。去年と一緒ですごい」という言葉を秋吉が補足する。「普段は(1Wの飛距離が)10、15ydくらいしか変わらない。でも、ロングホールですごく飛ぶ」

折り返しの18番(パー5)、緩やかな右ドッグレッグのホールで、ケプカはティグラウンドで2人よりも右寄りに狙いを定めた。「目標物が(右サイドの)バンカーの上だった。『なんだ…?』と思ったら、バコーン!!って」と秋吉。ボールはキャリーで315ydを出さなければ越えないバンカーの向こうへ。「“一発”がすごいです。最後のホール(9番)は30、40yd置いて行かれた」。思わずふたりは「(全力で)振ったらヤバいな」と、ささやき合った。

残り54ホールを見据え、ケプカは「パットをしっかり調整できれば8アンダー、9アンダーと出せる自信がある」と余裕のコメントも残した。ラウンド後はいつものようにクラブハウスで名物の牛丼をスプーンで口に運んでいた。(宮崎県宮崎市/桂川洋一)

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