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アダム・スコットのポロシャツはフェデラーモデル 「あすは10アンダーに」

◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 初日(11日)◇横浜カントリークラブ(神奈川)◇7257yd(パー71)

2年ぶり4度目の「日本オープン」出場となったアダム・スコット(オーストラリア)は、星野陸也中島啓太(代々木高3年)と回った大会初日を、6バーディ、2ボギーの4アンダー「67」として、首位と3打差の11位で滑り出した。

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「全体的には満足している」と振り返ったこの日のラウンド。1番、2番と立て続けに長尺パターでバーディパットを沈めると、キャディバッグには2本のパターを入れていたが、「良いものを使い続けるべき」と、その後も長尺を握り続けた。

13番までに5バーディ。12番で1.5mのバーディパットを外したが、「傾斜に切られたチャレンジングなピンポジション。難しいパットだった」と納得した。

14番(パー5)は1Wのティショットが左サイドのラフにこぼれ、2打目は左足下がりで前方に木の枝がかかるシチュエーション。低い球で花道から転がし上げようと、残り245ydから3Iを握ったが、「ライが想像以上にひどくて球を上げることができなかった」と、ガードバンカーに打ち込み、ボギーにつなげた。

ティショットをアイアンで刻んだ17番(387yd/パー4)で、フェアウェイからグリーンを外してボギーとしたことを悔やんだが、パー3を除く15ホール中、1W を握ったのは4回という臨機応変なクラブ選択で、フェアウェイキープ率は73.3%を記録。「少しだけラフに入ってフライヤーするようなライもあったけど、それがゴルフ。これまでの日本オープンでは攻めすぎてトラブルになることもあったけど、きょうは良かった」と微笑んだ。

「このコンディションなら、あすは10アンダーに載せたい。そうすれば、週末に向けて優勝争いに加われると思う」と、コメントにも好調さを漂わせた。今週、スコットはユニクロのスタンドカラーで、テニスのロジャー・フェデラーモデルのポロシャツを着用している。「これはフェデラーが全米オープンで着たものだよ。(新しくユニクロと契約した)フェデラーがユニクロファミリーに加わったことを歓迎して着ているんだ」。新スタイルにも注目だ。(神奈川県横浜市/今岡涼太)

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