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5日前は北海道に 池田勇太が語る石川遼との番組出演

◇国内男子&アジアンツアー共催◇アジアパシフィック ダイヤモンドカップ 2日目(21日)◇武蔵カントリークラブ・笹井コース(埼玉)◇7060yd(パー71)

22位から出た池田勇太が6バーディ、1ボギーの「66」で回り、首位と1打差の通算7アンダー2位に浮上した。難コンディションでこの日ベストスコアをマーク。前年覇者として迎えるはずだった前週「ANAオープン」は北海道地震の影響により中止になったが、戦いの舞台を埼玉県に移し、ツアー通算20勝目をかけて決勝ラウンドに入る。

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雨風の強まった午後組で貫録を示した。前半9番に唯一のボギーをたたいた直後の10番では、4mを決めてバウンスバックし「流れを悪くしなかった」。ティショットを右の林に入れた12番では「スコアを出すには、こういうときに素早く判断することが大事」と、低い弾道でグリーン奥のカラーに運んでパーセーブ。その後の2つのバーディにつなげた。

その池田は5日前、大会中止になった会場の北海道ゴルフ倶楽部・輪厚コースにいた。中継する予定だった札幌テレビ放送が急遽内容を変更し、大会の歴史を振り返る特別番組を放送。16日(日)に池田は日帰りで当地を訪れ、都内のスタジオにいるジャパンゴルフツアー選手会長の石川遼とともに出演した。

当初は「急に決まった話で、遼も北海道に行きたいと言っていた」と、石川とともに北海道を訪れる予定もあったという。ただ、現地で余震などにより交通路が断たれた場合、18日(火)に組まれていたプロアマ戦に間に合わない恐れがあった。「僕らにとっては今週の大会だって同じように重要だ。何かあったときに2人で帰れないことが起こる可能性があった。遼も行きたがった。ただそこは、ツアーや大会と相談して、僕が帰れないときは(プロアマの)代役を立ててもらって、会長の遼は残ってもらうという判断になった」という。

コース近くで被害のあった場所にも訪れ「すぐそばに清田区の液状化の現場がある。やっぱりあの状況で、普通に大会を行ってプレーすることはできない」と現地の様子を説明した。2015年まで選手会長を務めた池田は「よく遼とも話をするけど、僕らには何ができるのか。プロゴルファーとして何ができるのか」と思いを巡らす。まずは、節目の優勝をファンに届けたい。(埼玉県狭山市/林洋平)

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