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3日間72Hはスターを生む? 石川遼と池田勇太の初優勝大会も

◇国内男子◇長嶋茂雄招待セガサミーカップ 初日(5日)◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178yd(パー72)

台風7号から変わった温帯低気圧の影響により強い雨が降り続き、第1ラウンドは午前8時過ぎに中止が決定。大会は2日目、3日目に予選ラウンドを実施し、最終日の決勝ラウンドに36ホールを行い72ホールの完遂を目指すか、54ホールに短縮するかの検討を続ける。週末も不安定な天候が予想されており、現時点ではどちらとなるか見通しが困難な状況だ。

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大会に気象情報を提供しているフランクリン・ジャパン社によると、5日正午過ぎから雨の勢いは弱まり、6日(2日目)と7日(3日目)の日中は雨が降らない予報という。予報通りなら、150人がエントリーした予選ラウンドは順調に消化できそうだが、懸念されているのは60位タイまでの選手が進出する最終日・8日の空模様だ。同社予報では、8日早朝に雨が降るうえに霧も発生するとしている。

JGTO広報によると、国内男子ツアーでは過去10年、悪天候などによる「中止」が計17試合ある。このうち、3日間で72ホールを完遂したのは、池田勇太がプロ初優勝を果たした2009年の「日本プロゴルフ選手権」(北海道・恵庭CC)の1試合だけ。それ以前までさかのぼると、当時アマチュアの石川遼がツアー史上最年少となる15歳で初優勝を飾った2007年5月の「マンシングウェアオープンKSBカップ」(岡山・東児が丘マリンヒルズGC)もある。

石川が優勝した「マンシング--」では、コース状況やテレビ中継の時間帯などを配慮し、決勝進出者の人数を制限できるトーナメント規定を初めて適用。50位タイまでの62人が予選を通過したが、33位タイまでの41人だけが最終日の決勝ラウンド36ホールをプレーした経緯がある。国内では稀有なケースながら、いずれもスター選手の大きなステップとなった事実は興味深い。(北海道千歳市/塚田達也)

(※)GDOでは日本ゴルフツアー機構(JGTO)広報に記録を確認した上で、7月5日午後12時57分付けで「3日間72Hなら11年ぶり 最後はあの石川遼最年少V大会」の記事タイトルと内容で報道しました。その後JGTO広報から、先に確認した事実を訂正する連絡があったため、7月5日19時30分付けで記事タイトルと内容を修正しました。

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