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「練習場のスイングだと飛ばない気がする」石川遼は苦戦の101位

◇国内男子◇日本ツアー選手権森ビル杯 初日(31日)◇宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇7384yd(パー71)

後半の3連続バーディでわずかな希望は残された。5年ぶりの大会出場となった石川遼は、3バーディ、6ボギーの3オーバー「74」。序盤に5ボギーを先行したが、後半は3連続バーディを含む2アンダーで一矢報いて101位。順位よりも、ラウンド中に修正のきっかけをつかめたことに前を向いた。

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序盤は目をつぶりたくなるようなゴルフだった。「力んでいた」という1番、2番の1Wショットは大きく左へ。パターを変え、握りもクロスから順手にしてスタートしたが「慣れるのに時間が掛かった」と3番、6番でいずれも3パットとするなど、6番までに4ボギー。自身がアーメンコーナーと名付けた難度の高い7番からの4ホールにたどり着く前から苦しい展開を強いられた。

「これで終わってしまうのは意味がないと思った」と石川は言う。練習場でのスイングと、試合でのスイングが違うことには気づいていた。「練習場とダウンスイングまでは一緒だけど、最後に伸び上がってヘッドを返してしまう。飛ばしたいのか、当たる直前からいきなりフェースを返し始めてしまう」というのが自己分析。「練習場のスイングを試合でやると、飛ばない感じがしちゃう」というもどかしい潜在意識との戦いに「なんていうんですかね…、勘弁してほしいですね」と苦笑した。

7番からはパターの握りを普段通りのクロスハンドへと戻し、8番からは“練習でやっていること”に意識を向け、曲がり幅も許容範囲に収まるようになってきた。「すごくレベルの低い話ですけど」というが、まだラフで止まっていれば2打目以降でバーディも狙っていける。「正直、あの幅で収まればゴルフができる。パーとかバーディのせめぎあいができる」とうなずいた。

「前半スコアを落として落ち込みましたけど…」と一瞬さみしそうな目を見せた石川だが、なんとか18ホールできっかけは手に入れた。(茨城県笠間市/今岡涼太)

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