初の契約スポンサーはサッポロビール 首位浮上の時松隆光

◇国内男子◇関西オープンゴルフ選手権競技 2日目（18日）◇小野東洋ゴルフ倶楽部（兵庫県）◇7124yd（パー72）

2位から出た時松隆光が5バーディ、1ボギーの「68」でプレーし、通算8アンダーの首位タイに浮上。「今週はパットがいい。フィーリングがグリーンに合っている」と26パットに抑え、トーナメントリーダーに立って決勝ラウンドに進んだ。

今年の3月初め、サッポロビール（本社／東京都渋谷区）とスポンサー契約を結んだ。3週間前の「中日クラウンズ」から、同社のビール『黒ラベル』をイメージしたブラックのキャディバッグとヘッドカバーを使用している。スポンサー契約は初めてで、「今までなかったので、ありがたいですね」と笑顔を見せた。

同社の担当者によると、男子プロゴルファーとの契約は時松が初めて。キャディバッグとヘッドカバーに加え、スポンサー料、現在作成中のボールマーカーを提供する。担当者は「黒ラベルは若年層をターゲットにしており、若手の有望株である時松プロと一緒にブランドを応援していきたい」と話し、24歳の活躍に期待を寄せた。

ビール提供などの商品サポートはないが、契約後には自宅に350mlの缶ビール1ケース（24本入り）が届けられたという。「お酒はあまり強くない」というものの、週初めには「ヘロヘロになるのが好き」と晩酌をたしなみ、いっときゴルフを忘れる時間を楽しむ。「金星」を挙げて、美酒を飲みたい。（兵庫県小野市／塚田達也）