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「ホントにいいネタに…」石川遼は2日連続ダボ締めでも“65”

◇国内男子◇中日クラウンズ 2日目(27日)◇名古屋ゴルフクラブ 和合コース(愛知)◇6557yd(パー70)

1アンダー21位タイから出た石川遼が「65」で回り、通算6アンダーの5位タイに浮上した。初日に続き、最終18番で1Wショットを左サイドのバンカーに入れてダブルボギーをたたきながら、首位の今平周吾とは3打差。2016年の「KBCオーガスタ」以来となるツアー勝利に向け、好位置につけた。

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悪くなりかけた流れは自分で引き戻す。石川は要所を締めて、リーダーボードを駆け上がった。序盤3番で、右ラフからの第2打をミスして唸り声を上げながら、7mを沈めてバーディ。13番(パー3)で1m強のパットを外してボギーとした直後、14番では手前ラフからウェッジでチップインバーディを決めた。「きのうよりスイングの安定感もあって、内容も良かったという手応えがある」と納得の8バーディ。2日連続でアンダーパーを記録した。

さらなる上昇を阻んだのは、前日と同じ18番。左サイドの深いバンカーからの2打目を、この日はフェアウェイに刻んだが、残り120ydのAWでの第3打をダフらせてグリーン左手前のバンカーに入れた。

1日前と同じように締めくくりは4オン2パット。「ティショットは良かったので仕方がない。そこから出すまでは想定内。3打目が大きなミスだった。(2打目の)バンカーショットの感覚が残ってしまっていた。勉強になりました。悔しい部分はありますけど、リセットしてあしたからスタートしたい」と、この日も笑顔のホールアウトとはいかなかった。

予選ラウンドのプレーをともにした小平智は同じ通算6アンダー5位、宮里優作は4アンダー12位。「おふたりとも安定していて。これより悪いスコアにならなさそうなプレー。サラッとやっている。自分は大きなミスがふたつあってこの位置。どう表現したらいいか分からないですけど…ホントにいいネタになるなあと思いますね…」と自虐的に言った。2日続けての手痛いミスは、週末に向かう石川の手綱を緩めさせない。(愛知県東郷町/桂川洋一)

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2018年 中日クラウンズ

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