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星野“リッキー”初めてのハーフ2イーグルで首位発進

◇国内男子&アジア共同主管◇パナソニックオープン選手権 初日(19日)◇茨木カンツリー倶楽部・西コース(大阪)◇7343yd(パー71)

プロ3年目、21歳の星野陸也が7アンダーで首位発進。前半9ホールで2イーグルを記録するなど、持ち味の豪快なゴルフが炸裂した。

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10番から出て、最初のイーグルは13番(パー5)。ティショットはプッシュして右の林の中に入ったが、3Iで木の間を通して30センチにぴたり。18番(パー5)では4Iでドローをかけて、これまた1.5mにぴたりと運んだ。「1ラウンド2イーグルはあるけど、ハーフでは初めてです」。

11番で8m、16番で10mと長いバーディパットも沈めて、前半だけで5アンダー。折り返し後の1番、2番を連続バーディとして、その後はパーを重ねたが「(後半で)ボギーを打たなかったので良かった」と、満足げな笑顔でこの日のラウンドを振り返った。

身長186センチ。だが、最近「10人くらいに『背が伸びたね』って言われた」と笑う。身長は計測していないものの、体重は計画的に増量中でいまは74キロほど。「1年で3、4キロぐらいずつ。それ以上増えて膝などに負担になったら大変なので、いまは良い感じに来ています」と、それに伴う飛距離の伸びも感じている。

2年前。プロ転向後2試合目に、この本コースで行われた「アジアパシフィック選手権ダイヤモンドカップ」でも上位にからんだ。「難しいコースが好き。自分の力を試してみたいという気持ちがあるので楽しい」と挑戦意欲を刺激される。

ツアー仲間からは陸也をもじって“リッキー”と称される。「まずは1勝」というのが今年の目標。秘めたポテンシャルは誰もが認める期待の星。そろそろ結果へとつなげたい。(大阪府茨木市/今岡涼太)

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