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初の予選通過は終盤ダボでスルリ 宮里美香「もったいなかった」

◇AbemaTVツアー◇i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘 2日目(19日)◇筑紫ヶ丘ゴルフクラブ(福岡)◇7101yd(パー72)

1アンダーの38位タイから出た宮里美香は一時、予選通過“安全圏”の通算2アンダーまで伸ばしたが、6番(パー3)でダブルボギーをたたくなど終盤に失速。通算1オーバーの86位タイで、カットラインに2打届かなかった。女子選手として8人目(計9度目)の男子ツアー挑戦で、初の予選通過はならなかった。

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風の舞った午後組。494ydのスタート10番は「この距離で2オンは難しいので仕方ない」とボギー発進としたが、続く11番(パー5)で4mを決めてバウンスバック。「その後の12番でボギーにしちゃったけど、かなり長いと思った初日に比べて距離は少し慣れた」。手前に池のからむ高難度の17番(パー3/205yd)では、4UTでピン左3mにつけてバーディを奪った。

後半に入ると2番で4mを流し込み通算2アンダーに。「(カットラインは)1つか2つか、と。2アンダーになってがまんしようと思ったけど、後半は少しスコアを意識した」。3パットボギーで4番を落とした。

6番では、3UTで放った1打目が「急に風が吹いて、思ったよりアゲンストだった…」。大きくショートさせ、手前バンカーに入れた。2打目は手前ラフに止まり、短いボギーパットを外し、ダブルボギーで一気に後退した。「ここはもったいなかった」と悔やんだ。

「前半で1つ伸ばしていたら、もう少し余裕も出た。ただ、2つ3つ伸ばせるコースではないと思っていたから(結果は)仕方ない。わたしの飛距離だとピンポジションも難しかったけど、かなり勉強になった」と笑顔を交えて振り返った。

宮里が前回出場した女子ツアー「KKT杯バンテリンレディス」(熊本空港CC)より700yd近く長い7101ydのセッティング。今季出場した女子ツアーでの平均飛距離は224.25ydで、この日も同組の男子選手とはティショットで5~60ydの差が出た。最長の18番(パー5/608yd)は3打目で、UTを使った。10ホールあるパー4の2打目は6回アイアンを握った。ほとんど5番か6番だった。パー3を除く14ホール中、パーオンは8ホールだった。

昨季、9年間主戦場にした米ツアーの出場権を失い、日本ツアーのシード権もない立場。ツアー競技の出場予定は決まっておらず、次の実戦は5月の「全米女子オープン」予選会(茨城県・大利根カントリークラブ)。突如推薦での出場権が舞い込んだ男子ツアーで、初日に女子選手として初のアンダーパーをマークした。「どんな状況でも戦えるっていう自分のゴルフを再確認できた」。米ツアーを制したショット精度や卓越したショートゲームは健在だった。(福岡県那珂川町/林洋平)

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